昨日以下の記事を書きましたが、今回は更に深堀りした話になります。
youtubeやtwitterなどで「SES客先常駐は辞めとけ」みたいな論調を目にしますが、
私は会社員を辞めてからというもの、ほぼSES客先常駐しかやってきてません。
そのご意見のとおり、私の客先常駐という働き方は不毛だったのでしょうか??
今回はこの件について掘り下げていきたいと思います。
webエンジニア客先常駐は無駄ではない
結論から言うと、決して不毛ではありませんでした。
技術力も上がったし、高い報酬も得ることができました。
会社員時代がwebエンジニアの基礎を培った時期だとすれば、
SES客先常駐では応用力を得た時期だと私は思います。
ここから少し話は変わりますが、
客先常駐をやったお陰で営業することなく仕事の依頼が来たというお話をしたいと思います。
良い仕事の話が舞い込んだ話
早い話が、「出会いは大切にしましょう!」というお話です笑
ブラックな現場で理性もへったくれもない時も多々ありました。
時にはブチ切れて現場を無断で去りそうな精神状態の時もありましたが、
何とか堪えて比較的真面目に職務をまっとうしました。
そしたら、次に良い仕事が舞い込んできました笑
その件について詳しくお話します。
ケース1:社員さんが転職してベンチャーに行った
某現場に居た時の話です。
その現場は○ahooから社員を沢山引き抜いて新規事業を行っていたところで、とても優秀な方が多かった現場でした。
その中の社員お一人が転職をして某ベンチャー企業に移籍され、そこでも人が足りなくなったことで私が呼ばれました。
そして私も現場を変えましたが、その後5年もお世話になりました。
働きやすい現場だったので長いこと居座ってしまいました。
私がその現場に呼ばれた理由をお話します。
その現場の言語やフレームワークやHTMLテンプレートに慣れている
以前の職場と同じ言語・フレームワーク・HTMLテンプレートを採用されていたため、それらに慣れた人材を以前の職場から引き抜いたということです。
言語はPHPですが、フレームワークとhtmlテンプレートがマイナーなものだったので、
それらに慣れた人材は不特定多数から探してもほぼ存在してなかったのでしょう。
人材の人柄や能力値を既に把握している
以前の現場で私は勤怠と納期をキチンと対応していました。
また、レビューワーの指摘にも真摯に対応していたため、レビュワー側から私の働きが良く見えたのかもしれません。
ケース2:常駐先の同僚が会社員として就職した
稀なケースかもしれませんが、以前大手IT企業(ブラック)に常駐していた時に自分と同じ常駐SEだった人が転職して某大手企業の社員となってました。
その時の話はこちら↓
久々に会った時に自社サービスを開発・保守する部署を任されているが人が圧倒的に足りてないということで声がかかりました。
このときは社員として来てほしいとのことでした。
このケースでもなぜ私が呼ばれたのか深堀りしたいと思います。
たまに一緒に遊んだ
昼飯を一緒に食べに行っただけでなく、仕事帰りに飲みに行ったり、休日に買い物に行ったり、冬はスノボに行ったりと多少なりとも交流をしていました。
やっぱり気心しれた人間だと安心してスカウトできるのでしょうか。
ただ、「社員で」ということだったので断ってしまいました。
ケース3:エージェントの営業が独立するのでついていった
これは常駐先は関係ありませんが、エンジニア案件を紹介してくれるエージェント会社の営業が独立するので籍を移さないかと誘われました。
これは面白そうなので自分もついて行きました。
ちょうど某大手企業(ブラック)を抜けたかったタイミングだったのと、新しい会社の初期メンバーとして関わることのメリットも色々ありそうというのが理由です。
結果として、その選択は正解でした。
既存の会社オフィスを間借りするよう形でスタートしたのですが、きれいなオフィス、駅チカの立地、ドリンク飲み放題、という環境で持ち帰りの仕事をやることができました。
居心地が良くて本当にありがたかったです。
まとめ
- 客先常駐でも真面目に腐ることなく仕事をしましょう、ときどき評価されて声がかかることがありますので。
- 気が合う人とはできる限りで良いから昼飯食べたり、飲みに行ったして交流しましょう。
- エージェントの営業ともコミュニケーションをとりましょう、彼らは大きな味方です。