ども、エンジニア大家です。
先日こんな質問を受けました。
質問者
どこの職場でも人間関係の問題はあると思いますが、web開発の現場も同じです。
今回は開発現場で自分が気をつけた事や対処した点についてお伝えします。
客先常駐WEBエンジニアが開発現場でうまくやるには!?
仕事で直接絡まない部長さんへの対処
大きな開発現場だとエンジニアだけで30名以上在籍していて、
- 開発チーム
- 運用チーム
- インフラチーム
みたいに別れています。
それらを束ねる部長さんが一人いらっしゃいますが、
完全なる管理職なので末端の作業員と直接仕事することはありません。
ですが、客先常駐してる人員への評価はこの部長さんがする場合もあるので、
多少なりとも良い印象を与えておきたいところです。
というわけで、この方に好かれるにはズバリ、
「あいさつ」と「勤怠」
です。
あいさつ
部活やっていた人なら問題ないと思います。
ただ、相手を見てはっきりとした口調で、
「おはようございます」
「お疲れさまです」
「お先失礼します」
と言うだけです。
上司になればわかりますが、自分の部署の人間がぞんざいな態度をすると「心配」になります。
部長
なんて思っちゃいます。
管理職は実務を行ってないため、こういう挨拶の場面でしか存在感を出せません。
なので、しっかりとした態度で挨拶されると
部長
というふうにテンションがブチ上がります。
勤怠
これはとても重要視してください。
なぜなら開発メンバーの勤怠が悪い場合、この部長さんの評価に影響します。
例えば、開発が遅れてリリースできなかったり、バグによる障害を出してサービスを止めたりすると、
当然この部長が責められます。
そんな時に部署のメンバーの勤怠が悪いとそれを材料に口撃されたります。
こんなつまんない事で責められるのが部長さんなのです。
とうわけでその部長さんは普段から勤怠に関して非常にやかましかったのですが、私は30分前に必ず出社していました。
というのも私の路線は遅延することで有名なので、遅延しても始業30分前に到着する時間に移動していました。
なので、この部長さんからの評価はすこぶる高かったです。
台風の日の朝に、
エンジニア大家
と勤怠メールを送ったら、
部長
と私だけに返信があった程です。
新人の洗礼に対抗するには
おそらくこれからwebエンジニアになられる方は心配でしょうから、最初にお伝えします。
スキルが未熟なうちはけっこう酷い扱いを受けます^^;
で、上役からの口撃はだんだんエスカレートしてきます。
というのも本人がだんだん「悦」になるからです。
これはいじめる側の心理でよく言われるのですが、他人を罵倒すると「快楽」を得られるからそういう行為に走るそうです。
というわけで、そんなクソ野郎にはトコトン対抗してやりましょうw
基本的にはwebエンジニアに限らず以下が有効です。
- 同じ境遇の仲間を作る
- ムカつく奴にレッテル貼り・あだ名を付ける
- 多数派工作をして相手の力を削ぐ
上の3つはいじめる側の人間がやりそうな内容ですね。。(書いてて少し嫌な気分になってきた)
仲間を作る
新人のうちはなるべく早く仲間を作っちゃってください。
おそらく自分と同じ境遇の人がいればすぐに仲間になってくれると思います。
同じ境遇の人でなくても、自分が嫌だと感じる人は他の人も同じ思いの場合が多いです。
なので、仲間にしたい人にさり気なく「上司のやり方に疑問を感じる」程度の話をしても良いと思います。
とりあえず共通の敵を認識することで団結することができ、一人のときよりも断然心強くなれます。
レッテル貼り・あだ名を付ける
今の政治を見てても全く同じことやってますが、
敵対勢力に酷いレッテルを貼ることで、わかりやすい欠点を仲間で認識することができます。
それを広めることで同調する人を増やすことができます。
(書いててますます嫌になってきた。。)
多数派工作をする
水面下で仲間が増えたところで、その上司の希望と逆の提案をしてみます。
その内容は何でも良いのです。
例えばその上司が「毎週水曜日は皆で昼飯食べよう」みたいなルールを作っていたら、
それを「あえて」中止にする提案をするとか、
「隔週」にするとか、
あまり変化はないけど「毎週金曜」にするでも良いです。
とにかくその上司の力を少し手も妨げる実績を作れれば良いのです。
無意識のうちにその上司も「自分の力が及ばない」ということを知るので、少しづつ態度が軟化すると思います。
そしてこれを沢山繰り返していけば良いのです。
メチャクチャできる人が横柄な場合は
ヒエラルキー
webエンジニアの場合、技術力が上だとヒエラルキーも上になります。
それは時に役職、年齢、生まれ・育ち、性別、容姿をも凌駕します。
場合によっては権力をも上回り、社長に意見することもありえる話です。
なのでエース級の活躍をする人ってだんだん態度が横柄になる傾向があります。
(もちろん変わらず腰が低い人もいます)
相手を利用する
こういう人には反撃すると気持ちがスッとしますが、その人の技術力が自分より遥かに優れている場合は利用しましょうw
苛立つ気持ちを「グッと」堪え、その人から技術を聞き出しましょう。
そして、本当の狙いは
「そいつに面倒な仕事をやらせる」
のが良いです。
私はメンドクサイ仕事が降ってきた時に、
わざと自分がアホなふりをし、
さらにその相手に「自分よりもあなたの方が優れいているのでこの仕事は適任だと思う」みたいな感じでおだてるだけおだててみたら、
向こうの口から「やらせていただきます」との回答がありました。
この日の帰り道、夏の熱風すら爽やかな風に感じることができました。
まとめ
- 部長さんには「挨拶」と「勤怠」で好感もたれましょう
- 新人の時は一人で悩まず仲間を作って対抗
- できる人はおだてて「利用」する
(ついで)バックボーンの違い
何かのスポーツやってました!とか学生時代にサークル入ってました!という爽やか系な人はストレートな物言いなので、
さほどわだかまりは残りません。
むしろ「ザ・エンジニア」的な見た目の人が陰湿な物言いに走る傾向があります。
失礼ながら、私の年代だとちょっと見た目が劣る人(デブ、ブサイク、陰キャ)で内向的な人がエンジニア職になる人が(今現在よりも比較的)多く、
殴り合いの喧嘩を好まない(ていうかできない!?)反動なのか、陰湿な「口撃」が多いのが特徴です。
学生時代と違って社会人になると「暴力を受けない」ということで、
強気に出てきてるのかなと個人的には思ったりしてます。