こんにちは、エンジニア大家です。
25年前位前はまだ私は中高生でした。
その当時、windows95が発売される少し前で、PCはやっと一般企業のすべての社員の机に用意されはじめた頃でした。
またネットの回線はまだまだ発展途上で、当時はダイヤルアップ接続でした。
アナログモデムで最高56kbpsという世界です。信じられないでしょ!?
学生時代の私はPCやプログラミングやアニメとは全く無縁の青春時代を過ごしていました。
部活のサッカーと学校の授業で一日終わるような生活でした。
ちなみに今現在は違いますが25年前だとプログラミングはオタクがやる行為とみなされていました。
そんな当時と現在でオタク文化(ネット・プログラミング・アニメ)の立ち位置が全然違うなと思いまして記事にしました。
当時はどんな感じだったのかを記載します。
25年前と比べたらオタク文化(ネット・プログラミング・アニメ)の立ち位置が全然違う話
電子演算部がカモ(標的)にされていた
通っていた高校で「電子演算部」だったか「パソコン部」という名称の部活がありました。
自分と友達になるような人はその部活にはおらず、はっきり言うとクラスであまり会話もせず静かに過ごす人(今で言う陰キャ?)が在籍していました。
狭い部室にパソコンが並んでいて毎日カチャカチャやっているようなイメージしかありませんでした。
その「よくわからないことをやってる集団」というのが不気味さを醸し出していたようです。
ヤンキー達が冷やかしか・いたずらの目的で電子演算部の部室の外側の壁をバンバン前蹴りを入れていました。
最初何やってんのかな?と私は思いましたが、狙いは室内のPCのモニターだったようで、
振動で机から落下して落ちるのを外から見てゲラゲラ笑っていました。(ひどい、、、)
そんな迫害を受けてても教師や他の生徒は何も言わないという有様でして、とてもかわいそうな集団でした。
コミケに行く人間は犯罪者扱い
詳細は不明ですが、当時コミケは本当に極一部のマニアが同人誌を買いに行くだけのイベントだったようです。
そして、クラスで一番ヤバい奴(だれとも会話せず、頭にバンダナを巻いて授業を受けていた人)がコミケに行ったようでした。
たまたま席替えで隣にそいつが居たので、何気なくそいつが読んでる同人誌をチラ見したのですが、
普通に無修正のエロ漫画だったので、当時の私はドン引きしたのを覚えています。
エンジニア大家
と当時のわたしは認識し、今でもコミケを嫌煙しています。
ところが一昨年の夏のことです。
私は海外旅行から早朝羽田空港に降り立ち、始発の電車で帰宅中のときに寝過ごしてしまいました。
そして折返しの電車でコミケの参加者が一斉に電車に乗ってきました。
コミケの会場の手前の駅で私は降車する必要があり、その人混みを押しのけて下りたのですが、
電車内のオタク
とコミケ参加者と思われる輩に嫌味言われました。
いつの間にかこっちが少数派になっていた!😭😭😭
デザイン系以外でPCを持っている奴はエロ目当て
私は大学の授業でデザインの要素があったので、アドビのフォトショップ、イラストレーターや図面のソフト、3DCGのソフトを使っていました。
この場合はちょっとオシャレ感が出ていて女子ウケも悪くなかったのです。
しかし、これ以外の目的でPCを持っている人は
周囲の人
と思われていました。
当時はその目的だけでネットを引いた人が大勢いましたので。
なのでデザインの話から少しでも脱線しようものなら速攻でオタクや性犯罪者扱いされました。
また、発言も注意が必要でした。
例えば「秋葉原にメモリを買いにいった」と発言したとします。
ITに疎い人がそれを聞いた場合、「秋葉原」や「メモリ」という言葉に過敏に反応し、
周囲の人
と罵られる有様でした。
今では再開発されて小綺麗な秋葉原も当時はマニアックな電気街でしたので、当時の一般的な認識なんてそんなもんでした。
PCのパーツ屋でさえ無修正◯リのエロ本が売られていました。
ちなみに私の大学が秋葉原に近く、研究室のパソコンの管理をやっていたため、時々パーツを買いに行ってた関係で少し詳しい感じです。隠れマニアではございません。
まとめ
- 電子演算部はやられていた
- コミケに行っただけで犯罪者扱い
- PCとネット回線持ってるやつはエロ目的(ただしデザイン系を除く)
現在は地位が上昇
25年前を思うとPCもネットもオタク文化も信じられないくらいに一般的になりました。
コミケはだれでも行けるイベントだし、秋葉原はおしゃれタウンだし、プログラマーは高所得で憧れの職業です。
気になるのは、当時あれだけ迫害する側だった人間です。
あの壁に蹴り入れてたヤンキー達も今はPCバリバリ使って仕事してるんですかね??