こんにちは、エンジニア大家です。
先日読んだ本で知ったのですが、スティーブ・ジョブスも生前は禅の世界に没頭したそうです。
他にも挙げたらキリがないのですが、禅の世界に触れて成功した人が沢山居ることは確か。
やはり何かを成し遂げようとしている最中に、 他の事を考えているうちは達成しずらくなるのでしょうか?
逆に言えば、邪念を捨て去ることができれば、より可能性が高くなる。
というわけで私も禅の世界に触れてみようと思い、
あれこれ調べてみたら大宮駅にほど近い東光寺で毎週土曜に坐禅会を行っているとのこと。
意を決して参加してみました。
マインドフルネス=座禅
というわけではないと思いますが、参加費が無料なので試しにやるにはもってこいかと思います。
webエンジニアがマインドフルネスを試した件
結論から言うと、邪念だらけで終了しましたwww
私は足回りが硬くて、座禅を数分しか組めない体質だとその時発覚しました。
なので、ほとんど座禅どころではなく、早く時が過ぎてほしいという願望が頭を巡っていました。
ということで、個人的には大失敗でしたが、せっかくなので体験談を以下に書きます。
大宮山東光寺
大宮駅からほど近い「大宮山東光寺」で毎週土曜日に坐禅会を行っています。
立派な門構え。その右側に参拝堂があって入ってみました。
怪しい、、、 ちょっと近代的な参拝空間なので、このお寺はカルトかな?と思ってググって調べた所、
どうやらカルトではないようです。
ここ東光寺では土曜の夕方に坐禅会をやっていて、しかも無料だそうです。
サロン的な場所で無料でお茶やコーヒーやお菓子が食べられるとのこと。
予定
- 2:30~2:45 初心者への説明
- 3:00~4:00坐禅会(20分坐禅後、経行(きんひん、胸に手を当てて歩く禅)、その後普勧坐禅儀と同行御和讃、さらにその後は時間まで坐禅)
レクチャー
坐禅堂に集められ、簡単なレクチャーが始まりました。
- 合掌
- 叉手(しゃしゅ、歩くときの手)
- 法界定印(坐禅のときの手)
- 隣位問訊(りんいもんじん、坐る両隣の人への挨拶)と対坐問訊(たいざもんじん、坐る向かいの人への挨拶)
- 経行の邪魔にならないようスリッパを隠す
- 足の組み方
- 警策の受け方
- 視線、目の開け具合
- 背筋
- 煩悩の捨て方(連想ゲームはやってはだめ。例えばお腹すいたという想いが浮かんだら、それだけしか考えないと良い。今晩何を食べるかとか、スーパーで何を買うかとか、連想してはいけない。それがテクニック)
そして前述のとおり、足の組み方を教えてもらった時、悲しい現実を知りました。
足が硬すぎて坐禅が組めない。。
無理やり組んだが、足首が痛すぎて1分も持たない、、、
これは困った。
坐禅タイムスタート
そして坐禅タイムがスタートしました。 電気が消され、線香の良い香りがよりリラックスを誘う。 いい感じだ。
バシッ!、、、バシッ!、、、
遠くでシャクティーパット警策の音が聞こえる。
バシッ!、、、バシッ!、、、
近づいてきた!
自分の番になったらまず右肩をトンと軽く当て込まれるのだが、 暗闇でどのあたりまで来てるかわからん。
近くまで来てるのは確かだが。。。
トン!
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! 俺の番!
軽く背中を曲げ、首を左に傾けると、
バシッ!とシャクティーパット警策を受けました。
その後礼をして、また瞑想の時間へ。
すると今度は、ついに下半身のしびれが我慢の限界まできた。
レクチャーでは我慢しなくて良いと言われてたが、周りの人は誰も足を崩したり組み替えたりしてないので、
自分もひたすら我慢。
うぅ、痛い、痛い、痛い、早く終われ、早く終われ。。。
気を失いそうになったちょうどその頃、
チ〜ン♪
最初の坐禅時間の終了の鐘が鳴りました。
助かった!
立ち上がり、今度は経行なので時計回りに歩いてお堂を一周。
再度坐禅を組み、そのまま普勧坐禅儀、同行御和讃の時間。
普勧坐禅儀は息継ぎのタイミングがわからず、最初は酸欠になりそうになり、
全て読むのは諦めて、息継ぎをするようにしたらなんとか最後まで読むことができました。
同行御和讃は初めてなので独特の抑揚が難しく、音はずしまくり。
ようやく歌も終わったと思ったら、 どっかの寺から赴任?してきたお坊さんの小話が始まり、
それが終わってようやく最後の瞑想タイムとなりました。
が、この最後の瞑想タイムがとてつもなく長く感じ、
下半身は完全に限界を迎え、足を組み替えすらも諦め、 単なるヤンキー座りという有様。
暗闇だからどーせバレね~だろと開き直ったりして。
ついにタイムアップ
心の中でガッツポーズをし、 再びサロンへ戻ってコーヒーとお菓子を頂いて帰りました。
ここまでお読みの方はもうお気づきでしょうけど、 私自慢じゃないけど瞑想の時間中、 邪念しかありませんでした!!!
ただ、下半身のしびれさえなければもっと楽に坐禅ができると思いました。
これからはストレッチを頑張って、坐禅に対応できる体を作っていきたいと思います。
まとめ
- 足のしびれがなければ瞑想できる(ハズ)
- 帰宅後に椅子に座って瞑想をやってみたら気持ちが静まった(気がする)
webエンジニアを12年やってみた感想を記事にしました。是非ご覧ください。