エンジニア大家
webエンジニアをやりながらアパート経営をしております。
高圧洗浄も終わり、いよいよ外壁塗装をする事になりました。
しかし、塗料にも様々な種類があります。
そして下地によって選択肢も変わりますし費用だったり施工のしやすさや耐用年数なども考慮するとなると悩んでしまいますね。
というわけで今回はどのようにして塗料を選択したかを記事にしました。
外壁塗装は周期を考慮
塗装と一言で言っても、モルタルの外壁や木材でできた破風・鼻隠し、出窓の金属屋根と様々な部位に分けられます。
今回はだいぶメンテがされてない築古物件なので全て塗装するのですが、次回に塗装するときもまた一度に行いたいものです。
それが一番のコストカットにつながるからです。
しかし、塗料にも耐用年数というものがあります。それぞれの部位で異なれば当然塗装周期も変わってしまいます。
なるべく最長かつ全ての部位で同じ周期で塗装ができればベストです。
耐用年数
まずは外壁と破風鼻隠しの塗料を選定してみました。
結論から言うと以下を選択。
外壁:パーフェクトサーフ(下塗)、パーフェクトトップ(上塗、耐用年数:12~16年)
木部:ミッチャクロンマルチ(下塗)、ファインSi(上塗、耐久年数10~15年)
どちらも頑張れば15年持ってくれるとのことです。
繰り返しになりますが、塗料の選定の目的は以下です。
“外壁と破風などの木部の塗装する周期を合わせて効率よくメンテナンスを行う”
パーフェクトトップは水性塗料なので施工しやすいですし、耐用年数も長いです。
amazonや楽天やYahooショッピングでも調達可能なのも決めてとなりました。
ファインSiは油性塗料ですが、こちらも耐用年数が長くて良さげでした。
ただし、少し値段が高いです。
でも外注するでもなくセルフリフォームなので材料をいくら贅沢にしても総額は安いので臆することはありません!
ビバ!セルフリフォーム!!
分量
素人だとどれくらい塗料が必要なのか悩みますよね。
今回4DK2階建て70㎡弱の戸建ての場合、パーフェクトサーフ(下塗り)で2缶、パーフェクトトップ(上塗)1.5缶でした。
パーフェクトトップは半分まるまる余ってしまったので次の物件で使おうと思います。(また外壁塗装やるのか、、、)
また、木部の塗料の2つですが、めちゃくちゃ余りました。
どちらも一斗缶で買ってしまったのですが、ミッチャクロンマルチは1/10程度、ファインSiは1/3程度しか使わなかったです。
どちらも少量の調達で良かったなと今は思います。
施工
外壁
施工に関しては特段工夫したことはなく、しっかり開口部を養生し、モルタル壁のクラック等はU字カット工法で補修してから下塗り2回、上塗り1回を塗装しました。
↑白い部分がパーフェクトフィラー(下塗)、黄色がパーフェクトトップ(上塗)
下塗りのパーフェクトフィラーは5%程度水を混ぜた方が塗りやすくて効率が良かったです。
ただし、撹拌が大変だし人の手だとどうしても均等にできないので、インパクトドライバーに攪拌棒を取り付けて撹拌しました。
あと下塗りはかなり厚めに塗ったほうが良さげです。築古のモルタル壁はそもそも脆くなっている部位もあるので補強の意味も込めてどっぷり塗りつけてください。
上塗り塗料も水で若干薄めて塗りました。撹拌も同様にインパクトドライバーを使いましたが、こちらは比較的サラサラしてるので撹拌が楽でした。
破風・鼻隠し
ファインSiは2液混合タイプなので若干苦労します。
測りの上に容器を置いて塗料を注ぎ込むのですが、16Lの缶は重いし測りの値を見ながら一人で注いでると慌ただしいです。
一度容器をひっくり返してしまって現場が汚れてしまいましたし、思ったよりも塗料が跳ねるので交換したばかりの壁紙に飛び散ってしまって掃除に苦労しました。
↑新品の壁紙に飛んだ茶色い塗料
↑飛び散った塗料をシンナー綿棒で掃除
できれば屋外かつ2名で2液混合した方が良いです(私は一人リフォームなので無理ですが)。
↑塗装前
↑塗装後
あと蛇足ですが、木部は防腐塗料(キシラデコール)を最初に塗布してからミッチャクロンマルチとファインSiを塗りました。
最初はキシラデコールだけ塗って終わらせようと思っていたので塗ったわけですが、今思うと防腐塗料から塗ったことでさらなる耐久性向上につながったので結果的に良かったと思っています。
↑キシラデコールを塗る前(左側の薄い部分)と後(右側の濃い部分)
その他
その他、出窓の金属屋根は壁との境界にコーキングを打ってからサビの上から塗れる商品で塗装しました。
コーキングさえしっかりできていれば大丈夫かなと思って塗料の選定はあまり深く考えませんでした。
まとめ
- 耐用年数を考慮して各部位の塗料を選定する
- 水性塗料(パーフェクトフィラー、パーフェクトファイン)は水で薄めて塗ると施工しやすいが、撹拌棒でよく混ぜましょう
- 2液混合タイプのシリコン系塗料(ファインSi)の調合はこぼれたり飛び跳ねたりするので屋外で行いましょう
- セルフリフォームならばそもそも総額で安いので高い材料を使って施工手間や耐久性の向上につなげましょう
今回使用した塗料の一覧です↓
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— エンジニア大家 (@RiskTak74936736) December 22, 2019
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