ベニヤの軒天をケイカル板に張り替えた件

エンジニア大家

こんにちは、エンジニア大家です。

webエンジニアをやりながらアパート経営をしております。

外壁塗装と同時進行で軒天を張り替えていました。

当初、明らかに穴が空いている部位だけ交換すればいいかと思ったのですが、

大工さんに確認してもらったところ、その他の大部分の軒天がフカついており、

せっかく足場を組んだのならすべて交換した方が良いのではと提案されました。

というわけで全部を交換することに決意しました。

ベニヤの軒天をケイカル板に張り替えた

最初はその大工さんにお願いしようと思ったのですが、どうやら他の仕事が重なっているので数カ月先なら対応可能ということでした。

仕方なく2箇所だけ実演してもらい、やり方だけ学んで残りは自分でやることにしました。

おかげで一番暑い夏の盛りの2週間を軒天に捧げました。。

材料

数量の見積もりひとまず材料を見積もってもらいました。

  • 野縁材3M×12本を8セット
  • ケイカル板11枚
  • 有孔ケイカル板3枚

大工さんってすごいですね〜。

足場を登りながら軒天の枚数を数えたら自動的にケイカル板と下地剤の数量を出してしまいました。

(でも結局のところ、ケイカル板がまるまる1枚と野縁材が一束余りました^^;)

調達

ホームセンターへ買い出しに行きましたが、残念ながら最近は木材が不足しているので、

お一人3セットまでとのこと。

というわけで最大の3セット分を買い、残りは後日調達することにしました。

ケイカル板は有孔無孔合わせて14枚でしたが、これだけの分量をトラックに乗せるのも辛い。。

一人で運んでたら有孔ケイカル板の角を破損しちゃいました。

見かねたスタッフさんが手伝ってくださいました。

そして最後にロープで固定するところまでやってもらえました。

本来ロープは客側でやらなくてはいけない規則なようですが、甘えちゃいました。

次回からは自分でもやりたいと思います。一応参考までにロープの縛り方の動画↓

施工

今回はあくまで築古戸建ての軒天を張り替えるということの手順を書いています。

また、既存のベニヤの幅が現在(910mm)よりも広いようで、下地を組む際もそれを考慮に入れつつ作業しました。

ベニヤを撤去

古い軒天ですが、ベニヤの左右だけ釘が打ってあり、上下は溝にハマっているだけでした。

昔の大工さんは釘を使わない美学に固執していたようです。

ベニヤは脆く、手で強めに押すとバリバリと剥がれてくれます。

ただし、ホコリやコウモリの糞やらが大量に出現するので、非常にキモいし、近隣住民に被害が出てしまいます。

なので風向きなどを考慮しつつ、ゴミ袋で受け止めながら作業すると良いです。

加工

先程記載していましたが、ベニヤの軒天は鼻隠しの溝にハマっているだけで下地がありません。

鼻隠し側と壁側に野縁材を打ち込んで木材を4辺に組みます。

大工さんには鼻隠しに野縁を設置するための野縁材を加工してもらいました。

やり方は野縁材の角度を計測し、それを野縁材に書き写して丸のこで斜め切りします。

これがけっこう大変です^^;

私も何本か斜め切りを体験させてもらいましたが、まともに上手く切断出来ませんでした。

こういう作業は大工さんにお願いしちゃった方が良いです。

下地

材料の加工が住んでいたら後は単純作業です。

壁側と鼻隠し側に入れる野縁材の必要寸法を採寸してカット。

カットした野縁材をステンレスビスで固定。

ただ、先程も記述したようにベニヤ軒天の幅が910mmよりも大きいので、X方向だけでなくY方向(鼻隠しから壁に向かう方向)に野縁材を追加しました。

ケイカル板は4辺全てにビスを打ちます。

ケイカル板

ケイカル板の幅を採寸(築古なので歪んでいる場合は最小値を採用)してケイカル板をカット。

ケイカル板を軒天ビスで固定。

あとケイカル板を貫通しないようなアジャスター的な商品も使いました。

インパクトドライパーでひたすらケイカル。

ケイカル板の塗装

最後にケイカル板に塗装をします。

塗料はケンエースGⅡです。

これをやらないと経年劣化が激しいようです。

ケイカル板は耐水性は強いですがそれでも頻繁に水がかかるとすぐダメになるそうです。

ですが、塗装したところで水がかかる場所は構造的にまずいような気がしてますので気休めかなと自分は思っています。

乾燥

今年の夏の一番暑い時期に軒天の張替えをやっていました。

ちょうどオリンピック開催中でしたが、まぁ大変でした。

一日4,5時間しか体が持たないので、いつもは週4作業なところを週5作業にして対応しました。

外壁塗装と軒天張替えをしたら見た目も良くなったし、まだまだ住居として機能してくれると思います(思いたいw)。

不動産投資についてnoteにまとめました。もしよろしければ買ってください????

また築古不動産投資に興味がある方はこちらも参照してください。

webエンジニアが築古アパートを経営してみた結果

 

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