2023年10月に北タイを中心に旅をしました。
コロナ前から利用していたライドシェアアプリのgrab、コロナ後から使い出したboltは今回の旅でも大活躍!
それらを利用した感想や問題点などを記事にしたいと思います。
タイだとgrabとboltは結局どっちがいいの?
結論、2023年10月での利用した感想だとboltのほうがドライバーの数、金額ともに優れておりました。
バンコク、チェンマイなどの大都市以外はgrabのほうがシェア率高いのかな?と想像していましたが決してそんなことはなく、
むしろすべての地域でboltのほうがドライバーが多く、そして早く見つかりました。
以下で掘り下げていきます。
苦労した事
しかし、目的地から戻るなどのケース(街の中心地から外れた場所)でドライバーを探すとgrabもboltもドライバーが見つからないことが多々ありました。
なので戻る時間帯に都合よくドライバーがいるかどうかがかなり重要となります。
渡しの場合、スコータイやシーサッチャナーライの歴史公園で足が見つからないので仕方なく徒歩で歩いて戻りました。
ハートウォーミングな体験
徒歩で歩いていたところ、見かねた地元の人や警察官がバイクの後ろに乗せてくれるというハートウォーミングな体験をしました。
警察官に至ってはまったく躊躇なくノーヘルで2ケツ笑
目的地で少額ながら数十バーツ差し出したけど、どちらも断ってきました。
なんだか人の優しさに触れることができて嬉しかった^^
各都市で使ってみた感想
今回はスコータイ、シーサッチャナーライ、チェンマイ、チェンライ、パタヤ、バンコクという順で滞在しました。
スコータイ
ソンテウ交通網が発達していると聞いていたが、コロナで客が減った影響でニューシティ〜オールドシティーの往来ソンテウは廃止されており、

オールドシティーから宿へ戻る際にgrab、boltともにドライバーが見つかりませんでした。
スコータイ歴史公園に停車していたソンテウのドライバーに運賃を聞いたら200THBだと答えがありました。
以前パブリックバスが運行していた頃は30THBだった運賃が7倍とは納得がいかず、結局徒歩で歩いて帰りました。
約10kmも。。。

前述のとおり途中で若いお兄ちゃんが「俺Big-Cまで行くからそこまで乗せていくよ!」ということで3kmショートカットできたので、実際は7km程度歩きました。

旅の初日でテンション上がっていたとはいえ、異国の地を10km徒歩で宿に戻るなんて馬鹿な真似はしないほうが良いでしょう。
シーサッチャナーライ
こちらも地方都市のさらに僻地な場所でしたので、grab、boltともにドライバーは不在。。

本来シーサッチャナーライ歴史公園近くで下車するつもりが、やはりコロナの影響で以前必ず停車していた歴史公園の最寄りのバス停を素通りされてしまった。
事前に車掌に降りることを告げる必要があったようですが、気がついたときには時すでに遅し。
車掌はドライバーの助手席に座っており、客席からはアクセスができない構造となっていたため5km先の市街地でようやくバスは停まりました。
ネットの情報はコロナ前の物が多いので、油断は禁物ですね。
バス会社のwin tourのデスクに立ち寄って事情を説明し「モタサイ!」と言って呼んでもらって適正な金額でお願いしたら100THBで5kmほどの道を連れてってくれました。
本当はタダにしてもらいたい魂胆でwin tourに行ってみたのですが、それは叶いませんでした。
そしてシーサッチャナーライ歴史公園からバス停へ戻る時も前述のとおり足が見つからず、徒歩で3kmほど歩きました。
レンタルサイクルをバス停近くで借りれば問題なかったのですが、到着時に直接歴史公園に連れて行かれたのでそのプランも崩れてしまいました。

国道沿いの屋台まで警察官に連れて行ってもらって、そこでバスを待つこと30分、ようやくバスがやってきました。
屋台のおっさんと記念写真撮っていたら、そのバスが我々を素通りしてしまい、、、屋台のおっさんのバイクに乗ってそのバスを追いかけるという展開になりました笑

5kmほど行った先で追いつけないと判断してそこで降ろしてもらい、次のバス(3時間後)まで待ちました。

チェンマイ
チェンマイはバスターミナルと旧市街地の宿の往復でgrabを、ドイステープ寺の復路でboltを利用しました。

そういえばこの度でgrabを使ったのはこのチェンマイバスターミナルの往復の時だけでした。
ドライバーもすぐに見つかったし、金額も若干やすかったのでgrabを利用しました。

たまたまタイミングが良かったのか、チェンマイという場所柄のためか、原因は不明。

チェンライ
チェンライはバスターミナルから宿が徒歩圏内だったし、レンタルバイクで観光したのでライドシェアアプリを利用しませんでした。

のため宿から青い寺、白い寺へ向かうドライバーを探したらgrab、boltともに見つかったので、この地でも問題なく利用できるのではないかと思います。

しかし、レンタルバイクを利用してしまったらその便利さ故にライドシェアには戻れない。。

チェンライは交通量が少なく事故のリスクが限りなく低いと私は判断して利用しましたが、自己責任でご判断願います。

レンタルバイクがあると行くかどうか微妙なスポットにもつい足を伸ばせることができるのは非常に良いですね^^


パタヤ
世界中から人が集まるパタヤではboltのほうがドライバー数、金額ともに優れていました。
が、深夜に宿に戻る際に利用したらboltではなくQRコードを利用して直接現金を振り込めとドライバーに言われたことがあり、
多少困りましたが、それ以外にトラブルはありませんでした。
バンコク(プラカノン周辺)
こちらもboltのほうが安くてドライバー数も多かったです。
ただ、マイナーな目的地(ムエタイグッズのアウトレット店)を指定したらかなり違う場所に降ろされてしまい、
そこから徒歩で目的地へ行こうとしたら道が水没していたので再度boltを呼ぶ事になってしまいました。
そしてドライバーはすぐにやってきたのですが、到着後にまたまたQRコードで支払えと言われてしまい、断るのに超面倒な上に時間も余計にかかってしまいました。
まとめ
- 最近はboltのほうがgrabより金額もドライバー数も優れている
- 原則2つのアプリで比較したほうが良いが、bolt優先で使えば損はないはず
- 目的地から戻る際はドライバーがいない可能性があるので往路のドライバーにお願いして待っててもらうか、現地のモタサイに少し高い金額を払って送ってもらう
- 目的地でライドシェアアプリを使わずQRコード等で支払えと言われた際は「bolt(またはgrab)を使え」とだけ伝えて聞く耳持たない感じを押し出せば良い